マンションリフォームの適正時期ってご存じですか?費用感と注意点も併せて解説します。

皆さん、こんにちは。東京都西東京市を拠点に、関東一円で一般住宅から集合住宅、ビル、店舗、公共建築などの内装左官・外装左官を手掛けている武蔵組です。


マンションに住み始めてから何年か経つと、リフォームやリノベーションを検討する方が増えています。目安の時期や相場、注意点などを知っておくことで、後悔のないリフォームやリノベーションが実現します。

この記事で、リフォーム・リノベーションの適正な時期や注意点などをご紹介しますので、参考にしてみてください。




■マンションをリフォーム(リノベーション)するタイミングは?



リフォームとリノベーションは、改修内容が少し異なります。リフォームは、新築に近い状態に改修するのに対し、リノベーションは性能を高める改修工事です。希望する工事内容によって、どちらに該当するかが変わってきます。


分譲マンションのリフォーム・リノベーション(以下:リフォーム等)は、新築と中古で適切なタイミングが異なるため、それぞれのタイミングの目安をご紹介します。



・新築マンションの場合


新築マンションのリフォーム等は、築後10年から20年程度を目安に検討すると良いでしょう。場所によって、検討する時期は異なりますが、浴室・キッチン・お手洗いなどの水回りを優先して検討するのがおすすめです。


キッチンやお手洗いは10年程度・浴室は15年程度経過したら、リフォーム等が必要な箇所がないかチェックしてみましょう。フローリングやクロスは、10年程度経過したら状態を確認したうえで検討しましょう。



・中古マンションの場合


中古マンションでは、築年数と入居前の修繕履歴(建物のメンテナンス工事)・リフォーム記録などが判断の重要なポイントとなります。修繕履歴は、マンションの管理会社に申し出ると確認できます。


築年数と修繕履歴に加え、これまで施工したリフォーム等の記録もふまえて時期を検討することが重要です。普段の生活で使いづらい・不便だと感じるなどの箇所があれば、劣化具合に関わらず優先的に検討しましょう。




■マンションのリフォーム等にかかる費用は?



リフォーム等の費用は、工事範囲を決める重要な要素のひとつです。ここでは、家全体のリフォーム等と部分的なリフォーム等で、それぞれどの程度費用がかかるのか、目安をご紹介します。



・フルリフォーム


間取りの大幅な変更や、水回りをすべて新しいものに変える大規模リフォーム等では、費用相場は300万円から700万円程度です。フルリフォーム等で多く見られるのは、劣化を理由とするものよりも、住み心地や利便性を目的としたものです。バリアフリーにしたり、生活導線を確保したりするために、フルリフォーム等を施工するケースが増えています。



・部分的なリフォーム等


気になる箇所のみ、部分的にリフォーム等の工事を施工するときは、箇所ごとで費用の相場が異なります。それぞれの目安を見ていきましょう。


キッチン


キッチンのリフォーム等は、50万円から150万円程度が費用相場です。アイランドキッチンなどの高機能なキッチンを導入したり、食洗機をつけたりすると、この費用はさらに高くなります。


浴室


浴室は、キッチンと同じく50万円から150万円程度が費用相場です。高機能の設備を導入すると、さらに費用が上がります。


お手洗い


お手洗いのリフォーム等は、15万円から50万円程度が費用相場です。和式から洋式へ便器を入れ替える工事では、60万円程度を見積もっておくと良いでしょう。



・壁紙・フローリングの張り替え


壁紙やフローリングの張り替えは、平方メートルあたりの費用が提示されます。マンションなどで多く使われているシンプルな壁紙であれば、1平方メートルあたり650円から1,200円程度が相場です。フローリングの張り替えは、安価な集成材フローリングで6畳あたり5万5,000円から10万円程度が相場となっています。



■マンションリフォーム等における失敗例



マンションのリフォーム等において、描いていた施工ができずに失敗する例も少なからずあります。特に多く聞かれる失敗例を3つご紹介しますので、リフォーム等で後悔しないようしっかりと覚えておきましょう。



・間取りが変更できない「壁式構造」だった


マンションは、「ラーメン構造」もしくは「壁式構造」で建てられていますが、壁を撤去して間取りを変更したい場合はラーメン構造のマンションを選ばなくてはいけません。壁式構造は、建物の重さを壁面で支えており、耐久性の関係で撤去できない壁があるためです。


中古マンションを購入後にリフォームで間取りを変更したい場合、必ずマンションの構造を確認しておきましょう。



・予算がかなりオーバーしてしまった


リフォーム業者から提示された見積もり内容より、実際の工事が増えてしまったり、高品質な設備を選んだりすると、予算は大幅に上がってしまいます。良く聞かれるのが、壁や床を剥がした際に腐食が見つかり、腐食の修繕に多額の費用がかかったケースです。


見積もりはあくまでも概算であり、最終的なリフォーム費用とは異なる場合があります。予算には、できるだけ余裕を持たせておきましょう。



・リフォーム業者の担当者と相性が合わなかった


リフォーム業者を選ぶときには、インターネットで業者の実績や評判を調べることが多いでしょう。しかし、担当者とうまくコミュニケーションが取れないと、要望をしっかりと理解してもらえないおそれがあります。


業者を選ぶポイントとして、実際に業者に連絡し担当者の対応や態度などをチェックすることが重要です。




■中古マンションのリフォーム等で失敗しないためのポイント



フルリフォームを目的として中古マンションを購入する場合は、物件の購入前に確認しておくポイントがあります。リフォームそのものができるかどうかにも関わるポイントですので、ひとつずつ内容を見ていきましょう。



・マンションの管理規約を確認しておく


前述したマンションの構造と併せて、マンションの管理規約を確認しておくことが重要です。例えば、マンションの中には、騒音トラブルを避けるために、管理規約でフローリングを禁止している物件があります。このため、カーペットや畳からフローリングに変えたい場合は、管理規約の確認が必須です。



・トータルコストを考慮して予算を組む


中古マンションのリフォーム等には、物件の購入費用やリフォーム費用に加え、引っ越し費用・仮住まいとするアパートなどの家賃・家具購入費用など、多額の費用がかかります。失敗例でも触れたように、リフォーム工事が始まってから判明する工事も多いため、トータルコストを考慮しながら余裕を持って予算を組みましょう。



・希望のイメージをリフォーム業者へきちんと伝える


一度リフォームが完成すると、希望のイメージと違っていたとしても、大幅な変更は難しくなります。業者との打ち合わせで、希望する完成イメージをきちんと伝え、担当者任せで進めることがないよう注意しましょう。




■武蔵組は内装リフォーム・リノベーションのスペシャリストです。



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■まとめ


「左官のプロ集団」である弊社で働くことで、一生ものの左官スキルを習得できます。若い職人が多数在籍し、センスあふれるデザインの施工がお客様から評価をいただいております。左官職人として成長したい方は、お気軽にお問い合わせください。